【楽天】ウィーラー、得点圏19打席目で初適時打「勝てたことが一番よかったね」

スポーツ報知
9回1死二塁、ウィーラーが中前へ適時打を放つ

◆ソフトバンク1―3楽天(19日、ヤフオクD)

 楽天のゼラス・ウィーラー内野手(31)が、2点リードの9回にダメ押しとなる中前適時打を放った。

 開幕から17試合中16試合で4番に座っていた主砲はこの試合で5番に降格。試合前の時点で本塁打0、打点1で、得点圏に走者を置いた場面では17打席無安打とあって、受け入れざるを得なかった。得点圏19打席目にしてようやく生まれた初タイムリー。「コンディションは問題ないよ。勝てたことが一番よかったね」とホッとしたように喜んだ。

 タイムリーを打ったのは2―0の9回1死二塁。ヒットを放つ1球前には三塁へのボテボテのゴロでフェアゾーンに残れば内野安打となることが確実だったが、三塁手・松田にギリギリ見切られてファウルゾーンにボールが転がり、本気で悔しがっていたウィーラー。“打ち直し”でヒットが出ると、興奮のあまり一塁を踏んだ直後に足を滑らせて転び、苦笑いするしかなかった。そんな様子をベンチで見ていたペゲーロは大爆笑。ウィーラーは「見ていたら面白かったかもしれないけど、滑っただけだよ」と恥ずかしそうだった。

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