【楽天】守乱で大敗…梨田監督「守りのミスからね」

スポーツ報知
1回2死、吉田正の投ゴロを捕球する楽天先発の池田

◆楽天0―8オリックス(22日・楽天生命パーク)

 楽天は守備の乱れが、大敗につながった。

 試合の流れが一気に変わったのは両軍無得点の5回。1死三塁の場面だ。楽天は先制点を防ぐために、前進守備。内野へのゴロであればバックホームできる守備陣形だった。狙い通り大城は二ゴロ。すると三塁走者・マレーロが飛び出した。二塁手・藤田は三塁に送球。マレーロは本塁に突入し、ウィーラーは本塁に投げたが、ボールがそれて1点を失った。

 前日の21日にも二塁と三塁の挟殺プレーの間に、三塁走者が生還。2日連続で守備に乱れが出た。この日は、この1点で流れがオリックスに一気に傾いた。直後の山崎勝に四球を与え、宗に適時三塁打を打たれ、終わってみれば8―0というワンサイドゲームになった。

 梨田監督は「5回にああいう形で前進守備で挟殺になりながら、アウトに出来るタイミングだったけどね。1点取られた後に(池田が山崎勝に)フォアボールを出してしまったところが、ちょっと傷口を広げた。守りのミスからね」と悔やんでいた。

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