【楽天】岡島、マルチ安打…主力で唯一の3割超え

スポーツ報知
8回無死、中越えに三塁打を放つ岡島

◆楽天0―8オリックス(22日・楽天生命パーク)

 楽天は22日、オリックス戦(楽天生命)で今季2度目のゼロ封を喫し連敗。借金は最多タイの8となった。「1番・右翼」でフル出場した岡島豪郎外野手(28)は、2本の長打を放ち4打数2安打。守っても本塁打性の打球をフェンスに激突しながら捕球にいくなど、攻守に奮闘した。

 6回1死二塁、マレーロの本塁打性の打球を、1度はグラブの先でつかんだ。だがフェンス激突の衝撃で落球。結果は二塁打となったが、戻った二塁走者は生還できなかった。「先に引っかかってただけだったので(落球した)。もったいなかった」。体を張ったプレーでチームを鼓舞した。

 チームは、この日も散発の5安打。6回に左中間二塁打、8回には中越え三塁打を放ち、主力では唯一の打率3割超えと気を吐いているが「チームが苦しい時期なんで、何とか全員でやりたい」と話した選手会長。苦しいときこそ先陣を切り、背中で引っ張っていく。(山口 泰史)

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