【阪神】金本監督、G戦5連敗で「ファンに申し訳ない」23日は全体練習に

スポーツ報知
選手交代を告げベンチに戻る金本監督

◆阪神1―10巨人(22日・甲子園)

 期待の高橋遥が打ち砕かれた上、攻守に精彩を欠き、巨人に3連敗した阪神。金本監督は「ファンに申し訳ない。甲子園でいい試合で勝ち越したかったけど、申し訳ない気持ちでいっぱい」とざんげした。23日は甲子園で先発投手のみ練習予定だったが、全体練習に切り替えた。

 16年からの金本政権で月曜日の予定が変更されるのは初めて。それほど指揮官は危機感を感じていた。デビュー2戦2勝を目指したドラ2左腕が5回途中7失点KO。「梅野の悪いところが出た。経験がないんだから、しっかりリードしてあげないと」と捕手の単調な配球を叱責した。

 さらに3連戦で計3点の貧打、5試合連続で失策した野手陣へのふがいなさが募った。「選手が悔しい思いを持っているかどうか。ここが一番問題。持っていない選手は要らない。淡々と流れに任せるのがウチの悪い伝統だから。そこは絶対に引き締めていく」と、厳しく言い切った。

 07年以来、シーズン勝ち越しが途絶えている巨人に対し、開幕戦で勝利した後は5連敗。シーズン最初の甲子園での巨人3連戦に全敗は95年以来だ。23年ぶりの屈辱に早くも虎にムチが入った。(島尾 浩一郎)

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