【オリックス】増井、古巣・日本ハム斬りで12球団セーブ成し遂げる!江夏氏以来、日本人2人目

スポーツ報知
増井は札幌市内での練習後、古巣・日本ハムのファンにサイン

 オリックスの増井浩俊投手(33)が23日、12球団セーブ達成に意欲を示した。日本ハムからFA移籍した右腕が古巣からセーブを挙げればプロ野球4人目、日本人では1981年の江夏豊(日本ハム)以来2人目の偉業となる(ほか2008年クルーン、14年サファテ)。24日から札幌Dで3連戦。「機会があれば決めたい」と意気込んだ。

 移籍初となる札幌Dに、「やっぱり特別ですね。8年間やってきたところなので」と、強い思い入れを口にした。移籍選手が古巣との対戦で活躍することを“恩返し”と表現するが、「恩返しになるんですかね。札幌のファンはしないと思いますが、ブーイングされてしまうかも」と苦笑いした。

 この日は休日返上で札幌市内の日本ハム施設内での練習に参加。練習後は日本ハムファンのサインに応じ、交流を深めた。複数球団で抑えを務めた投手しか手にできないレアな記録に王手も、「昔は交流戦がなかったので、今よりも難しかったと思う。これから増えていくんじゃないですか」とクールな新守護神。思い出の札幌の地で快挙を成し遂げる。(原島 海)

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