【ロッテ】ソフトバンク戦力外で移籍の大隣、5・2古巣相手に今季初登板初先発

スポーツ報知
5月2日のソフトバンク戦に先発するロッテ・大隣

 昨オフにソフトバンクを戦力外になり、ロッテに移籍した大隣憲司(33)が5月2日のソフトバンク戦(ZOZO)で今季初登板初先発することが27日、決まった。

 この日、ZOZOでの1軍投手練習に合流した左腕は「死に物狂いでやるしかない。今出せる力を出すだけ。早くチャンスをいただけた。今後も呼んでもらえるようにしたい」と古巣からの移籍後初勝利を挙げることを誓った。

 イースタンではここまで4試合に登板し0勝0敗、防御率6・60。結果は出ていないが本人はいたって前向きに捉えている。「去年はなかった直球でファウルや空振りが取れている。1、2軍の打者の差はありますけど、真っすぐで押していきたい」と気合は十分だ。

 古巣相手には2月27日の練習試合(アイビー)で2回無安打無失点、3月10日のオープン戦(タマスタ筑後)で3回2安打無失点の好投。相性の良さを買われて抜てきされた一戦は2000安打に残り8本と迫る内川との対戦もある。ロッテの入団テストを受ける際には電話で激励を受けた先輩が相手でも「全力で抑えにいきます」と言い切った。

 5・2―。戦力外からはい上がった“鷹キラー”が意地を見せる。(長井 毅)

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