【ヤクルト】青木、GW中にもレロン・リー氏抜き通算打率1位に
スポーツ報知
ヤクルト・青木宣親外野手(36)が、順調なら28日からの9連戦中にも通算打率トップに躍り出る。基準とされる4000打数以上まで残り24。無安打で到達しても通算3割2分6厘となり、3割2分で歴代1位のレロン・リー氏(元ロッテ)を抜いて、プロ野球界の“首位打者”が入れ替わる瞬間が目の前に迫ってきた。
「現役を終わった時にそうなっていたらいいけどね。安定して成績を残せたことはうれしい」。今後も打率は上下するため、あくまで通過点であると強調。とはいえ、華々しい実績を残してきたのは間違いない。2度のシーズン200安打や3度の首位打者をマーク。7年ぶりに国内復帰した今季もチームのために結果を出し続けている。
28日は巨人・菅野と2度目の対戦。この日は神宮外苑で練習に参加し「連戦はひとつひとつ勝つことが大事。前回(6日)は何とか勝っているけど、いろんなことを考えてピッチングしてくるだろうから、対策を練りながら準備して臨みたい」。妥協しない練習の虫。この日もクラブハウスを後にしたのは全選手のほぼ最後だった。(田島 正登)
〈1〉.320 リー 4934打数1579安打
〈2〉.31918 若松勉 6808打数2173安打
〈3〉.31915 張本勲 9666打数3085安打
〈4〉.317 ブーマー 4451打数1413安打
〈5〉.313 川上哲治 7500打数2351安打
【注】通算4000打数以上を対象。