【日本ハム】アルシア、150メートル超特大2号「とても気持ちよかった」

スポーツ報知
6回2死、右越えの特大弾を放つアルシア

◆ロッテ2―5日本ハム(28日・ZOZOマリン)

 日本ハムの新外国人・アルシア外野手(26)が28日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に「5番・DH」で出場し、150メートル超の特大2号を放って、今季2度目の5連勝に貢献した。

 まばゆい日差しと、ロッテファンの白いユニホームが視界に入り、アルシアは打球の行方を見失った。「まぶしかったのと、白いファンで、よく見えなかった」。高い放物線は右翼席の照明の下まで届いた。トラックマン(高性能弾道測定器)がはじき出した飛距離は150・796メートル。「別に驚いていないよ。いいスイングをしたら、間違いなく遠くに飛ぶ。とても気持ちよかった」。8試合ぶりの特大弾で、メジャー通算44発の片りんをのぞかせた。

 1点リードの6回2死。3打席目で唐川にアジャストした。「ずっと同じ球種で攻められていて、逆方向に打ち返そうとしたら、うまくいかなかった。少しポイントを前にして、いい結果が出た。強く振るというより、いいコンタクトができたね」。粘ってフルカウントから8球目。高めのカットボールを逃さなかった。

 栗山監督は「(右翼席の上を)越えた?」と目を丸くしながら、「思っていた通り。間違いなく、日本の野球に対応してくれる」と確信を強めていた。(山崎 智)

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