【日本ハム】大田が２打席連続弾！中田に並ぶチーム最多タイ６号

◆ロッテ２―５日本ハム（２８日・ＺＯＺＯマリン）

　既存の２番像を覆すように、大田が２打席連続の殊勲弾で今季２度目の５連勝を引き寄せた。初回１死で「ちょっと詰まっていたけど、しっかり振り抜けた」と先制左越えソロ。１点を追う３回１死一塁では「うまくバットに乗ってくれた」。カーブを拾い、左翼席に逆転の６号２ラン。ともに追い込まれながら、一発で仕留めた。

　４試合連続の２番で型破りのパワーを示した。２４日のオリックス戦（札幌Ｄ）に続き、今季２度目の２打席連発。「経験がないので、思い切っていくだけ。打順どうこうじゃなく、自分の打撃ができている。２番でバントとかも違う。自分の良さを消さないようにしたい」。最近６戦５発の量産で、６本塁打はチーム最多タイの中田に並んだ。

　栗山監督は「自分らしさ、特長をお借りして、勝とうということ。（２番は）全然、違う発想の中にあるかも」と大田の覚醒に手応えを得ていた。