【西武】山川も止まらない65発ペース10号ソロ 浅村と5度目アベック

スポーツ報知
7回1死、中越え10号ソロを放った山川

◆西武7―3楽天(28日・メットライフドーム)

 山川が振り抜いた打球はバックスクリーン左に着弾した。「甘い球だけ打とうと思っていた。あの当たりは、芯詰まりでしたけどね」。6―0でリードの7回1死走者なし。浅村がダメ押し3ランを放った直後だった。則本から代わった直後の2番手・菅原の外角高め150キロ直球を捉えて中越えソロ。両リーグで一番乗りの10号ソロで楽天を突き放した。

 今季5度目のアベック弾。山川はシーズン65発ペースにも「浅村さんが前(の打席)にいてくれるのでありがたい。ヒーローは毎日、日替わり。今日は浅村さんと秋山さんでしょ」と謙遜した。3点リードの7回1死一、三塁、則本の147キロ直球をバックスクリーンへ運んだ浅村は、アーチだけでなく今季初めて1試合4安打をマーク。「球界を代表するピッチャーなので、何とか食らいつこうといきました。手応えは完璧。4、5番にいい打者がいるのがかなり大きい」と話した。

 打線はすでに今季13度目の2ケタ安打をマークし、エース対決を援護。打ち出したら止まらない最強レオ打線の勢いは、ゴールデンウィークに入っても衰えを知らない。

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