【日本ハム】斎藤「活躍したい」粘投5回2失点

スポーツ報知
先発の斎藤佑は5回2失点と好投した

◆イースタン・リーグ DeNA6―4日本ハム(29日・平塚)

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)が、DeNA戦(平塚)に「3番・一塁」で先発出場した。2点を追う9回2死二、三塁、本塁打なら逆転の好機で打席に立ったが、空振り三振で最後の打者になった。5打数1安打で3試合連続安打としたものの、悔しさが残った。投げては先発・斎藤佑樹投手(29)が5回を9安打2失点。試合は4―6で敗れた。

 先発した斎藤が肉を切らせて骨を断った。9安打を浴びながらも、2失点。5回には3連続で単打を浴び、無死満塁のピンチを背負った。3点リードがある展開。3番・荒波に、カウント3―1とすると頭を切り替えた。「最悪押し出しでもいいかな」。長打を浴びるよりはと割り切った結果、押し出しの四球。1点は失ったが、後続を断ち傷口を最小限でふさいだ。

 長打は2回のソトに浴びたソロ本塁打のみ。丁寧にコーナーを突く投球に、伊藤剛2軍総合兼投手コーチ(41)も「状態は良くなっている」と高評価だった。この日は握りを変えたカットボールを試すなど、試行錯誤を続ける背番号1。「活躍したい気持ちは人一倍強いと思います」とアピールを続ける。

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