【オリックス】アルバース、3勝目「きょうのユニホームはすごくよかった」

スポーツ報知
阪急ブレーブスのマスコット・ブレービーとともにお立ち台で敬礼するアルバース(左は安達)

◆オリックス4―2西武(1日・京セラドーム大阪)

 マウンドを後にするアルバースは、両拳を強く握ってほえた。 2点リードの7回。1死一、二塁で金子侑を遊ゴロ併殺に仕留めた。7回を7安打2失点。抜群の制球力で無四球投球を披露し「真っすぐが良い所に決まってすごくよかった」と手応えを口にした。

 最近10試合で平均8・1得点と猛打を誇っていた西武打線を抑え込んだ。勉強熱心な左腕は試合前日にビデオで研究。「左投手との対戦が少なくて、よく見られなかった」と話したが、山川、外崎の4、5番に安打を許さず。5回にはボークを取られ、失点につながったが「しっかり切り替えようと思った」と冷静だった。「持ち味のコントロールが良く、(相手は)タイミングも合っていなかった」と福良監督。昨季からの西武戦の連敗を5で止めた。

 「KANSAI CLASSIC 2018」として前カードの近鉄に続き、この日からは前身の阪急ブレーブスの1985~88年のビジターユニホームを着用した。昨季途中までアトランタ・ブレーブス傘下のチームに所属したこともあり「きょうのユニホームはすごくよかった」。3勝目を挙げた助っ人は満面の笑みを見せた。(原島 海)

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