【日本ハム】清宮「次はチームを勝ちに導けるように」
スポーツ報知

◆日本ハム0―1楽天(2日・札幌ドーム)
日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が、楽天戦(札幌D)に「6番・指名打者」先発し、3打数1安打2三振だった。
2回2死で迎えた第1打席では、カウント1―1から、岸の145キロ直球を捉えてフェンス直撃二塁打。映画「スター・ウォーズ」のテーマ曲とともに打席に入り、札幌Dは大歓声に包まれていたが、「最初の打席だったけど、気負うこともなく平常心でいられたかな」と大物ぶりを見せつけた。
5回の2打席目はチェンジアップに空振り三振。1点を追う7回には2死二塁と、大チャンスで打席が巡ってきた。さらにワイルドピッチで二塁走者が三進。一打同点、逆転の場面だったが、フルカウントからまたしても低めのチェンジアップに手が出て空振り三振に倒れた。打席では天を仰ぎ「チャンスで回ってきていたのでそこで打てていたら、きょうの試合も変わっていたのかなと悔しい思いもあります」と振り返った。
プロとしての第一歩を踏み出した高校通算111発を放った怪物スラッガーは、「安打は1本出たけど、チームが勝つことの大切さも分かったので、次はチームを勝ちに導けるように」と気持ちを切り替えた。