【ロッテ】井口監督、イチローとの思い出は…「隠し球」

スポーツ報知
ロッテ・井口監督

 マリナーズのイチロー外野手(44)が球団の特別アドバイザーに就任し、選手としては今季の残り試合に出場しないことが決まったことを受け、ロッテ・井口資仁監督(43)が4日の日本ハム戦(札幌D)前に、メジャーでもともに戦った1学年先輩との思い出を語った。

 井口監督は「すごい決断ですよね」とイチローが第一線から距離を置くとした決断を尊重しつつ、「遅かれ早かれ、こういう時が来ると思っていた。僕より年齢が上ですから、どこまでやるんだろうなという楽しみはあった」と寂しそうな表情を浮かべた。

 自身が2005~08年までメジャーでプレーした際には食事にも行ったことがあったという。グラウンドでの思い出については「(会う度に)隠し球のことを一生言われ続けています」と苦笑い。イチローが日本球界在籍中だった1999年の試合で隠し球でアウトにしたことを思い出し、懐かしんでいた。

 【イチローの日本球界唯一の隠し球アウト】

 1999年7月3日、福岡ドームでのダイエー・オリックス戦で、5回に死球で出塁したイチローがニールの右前安打で二進。藤井が打席に入った時にリードをしようと塁を離れた瞬間に井口の隠し球でタッチアウト。左翼ニエベスから二塁井口へ転送された際に送球を確認しなかったために生まれた珍プレーだった。

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