【中日】アルモンテ、ヤ軍で1、2番組んだイチローに捧げる適時打「素晴らしい選手」

スポーツ報知
3回、2死二塁、右前へ先制の適時打を放つアルモンテ(カメラ・谷口 健二)

◆阪神1―5中日=延長11回=(4日・甲子園)

 中日のアルモンテが、かつての僚友・イチローへの思いを込めた適時打で、連日の4時間を超える死闘を制した。チームは延長戦で今季初勝利を飾った。

 またまた神懸かり的な勝負強さを発揮した。前日(3日)までの得点圏打率は、巨人・小林に次ぐリーグ2位の5割2分(25打数13安打)。0―0の3回2死。一塁走者の京田が二盗に成功し、得点圏に走者を置く状況になった直後、高橋遥のスライダーを右前にはじき返した。「目をつぶって打ったよ」とジョークを飛ばしながら、「見逃せばボールだっただろうね。体が残ってくれて、うまくバットが出た」と満足そうにうなずいた。

 2013、14年にはヤンキースでイチローとプレー。13年の7月4日、14日(いずれもツインズ戦)には、「1番・中堅、イチロー」「2番・左翼、アルモンテ」で1、2番コンビを結成したこともある。マリナーズの会長付特別補佐に就任した、かつてのチームメートについて聞かれると、「素晴らしい選手であることに変わりないよ」と新たな旅立ちにエールを送っていた。

野球

×