【日本ハム】新ON共演!大田、雄たけび決勝2点打…中田は7号ソロ

スポーツ報知
5回2死二、三塁で逆転の右前適時打を放ち雄たけびを上げる大田

◆日本ハム6―4ロッテ(5日・札幌ドーム)

 大田泰示外野手(27)が、逆転の2点適時打で日本ハムを勝利に導いた。2―4の5回。1番・西川の二塁打で1点差とし、なおも2死二、三塁の好機。ロッテ・唐川の甘く入った直球を払うように放った大田の打球は一、二塁間を破った。「つないでくれたチャンス。1本で試合が決まる。なんとかヒットゾーンに飛ばせるようにと意識した」。打った瞬間、雄たけびとガッツポーズ。殊勲の一打になった。

 新ON砲だ。6回に7号ソロで追加点をあげた中田とともに、チーム最多本塁打。打点もチーム最多の中田の21打点に続き13打点を挙げている。「中田さんをいい後押しできればと思うし、僕自身も引っ張っていけたらいい」。1学年上の主将とともに、チームを牽引している。

 こどもの日の札幌D。お立ち台では子どもたちからのインタビューも受けた。思い出すのは土日、祝日も野球三昧だった少年時代。「一人でも野球人口が増やせるようにやっていかないといけない。プロ野球選手ってそういう仕事、夢や希望を与えられるような選手になっていきたい」。魅力あふれる2番打者の活躍は、訪れた子供たちの目に焼き付いたはずだ。(秦 雄太郎)

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