【日本ハム】加藤、2勝目!少年インタビュアーに神対応

スポーツ報知
6回2/3を1失点に抑え2勝目を挙げた加藤。お立ち台で子供たちと記念撮影

◆日本ハム6―1ロッテ(6日・札幌ドーム)

 日本ハムの加藤貴之投手(25)が6日、ロッテ戦(札幌D)で6回2/3を1失点と好投し、今季2勝目を挙げた。先発の鶴岡慎也捕手(37)とは今季初コンビ。老かいなリードにロッテ打線を5安打に抑え込み、チームの連勝に貢献した。

 前回登板の反省を生かした。4月29日のロッテ戦(ZOZO)では、6回途中5失点。集中打を浴びる場面が目立っていた。「複数得点を与えていた。ピンチで失点するのが、自分のパターンだった」。初回に荻野に初球をたたかれ、左越え二塁打。いきなりピンチを背負ったものの「何とか先発として抑えられるように」と、後続を断って流れを渡さなかった。修正能力を見せた左腕に、吉井理人投手コーチ(53)も「いつまでもそんな投手じゃゲームの後ろは任せられない。今日はよかった」と目を細めた。

 ゴールデンウィーク最終日ということもあり、お立ち台のインタビュアーは野球少年の男の子。緊張でたどたどしい質問に、一問一問、真剣に答えた。「野球をやっているって聞いてたんでね。自分も小さいときはプロを目指していた。自分がそうされたら、うれしいだろうなって」。人間としても“一流”の男がチームを連勝に導いた。(秦 雄太郎)

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