【ロッテ】ドミンゲス来日1号!西武のお株奪うチーム今季最多の12点

スポーツ報知

◆西武3―12ロッテ(11日・メットライフドーム)

 眠れる助っ人がようやく目を覚ました。ドミンゲスがド派手な号砲を鳴らした。0―2の2回1死一、二塁で直球を完璧に捉え左翼席に運んだ。来日12打席目で飛び出した待望の初安打が逆転3ラン。ヒーローは「早く1本ヒットを打ちたいと、ずっと思っていて今日は出てくれればいいなと思っていたよ」と顔を赤くして興奮気味に振り返った。

 この一発が呼び水となり、2年ぶりの1イニング8得点。この日、故障から1軍復帰し、早速4番に据えた角中も中押しの犠飛を放つなど、一気に試合を決めた。

 3戦連続無安打中だった助っ人を起用し続けた井口監督は「(長打は)求めていたもの。下位打線でつながったのが大きい。今年一番のつながりだった」と笑顔。角中も戦列に加わり、「打線に厚みも増してくる。やっと戻ってきてくれた」と歓迎した。今季最多12点を挙げ、敵地メットライフ初勝利で連敗を3で止めた。(長井 毅)

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