【阪神】ロサリオ、突貫フォーム工事…片岡ヘッド「何か変えてみるのも一つ」

スポーツ報知
練習を終え、マツダスタジアムを後にするロサリオ

 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が13日、打撃フォームの突貫工事に着手した。

 広島戦が雨天中止。最近4試合で16打数1安打の主砲は、マツダ室内練習場で、左足を上げてステップを踏む打法を試した。「間をしっかり取るためにやった」。今季はこれまで、左足を上げずに、ひねるようにしていたが「3年前くらいまでやっていた」と通算71本塁打の米大リーグ時代のスタイルを復活させた。

 身ぶり手ぶりで指導した片岡ヘッドコーチは「(足を上げることで)自分のタイミングで打つことができる。何か変えてみるのも一つ」と説明。ロサリオは「試合でやってみないと分からない」と表情は崩さなかったが、打撃練習後も、ブルペンの打席に立ってドリスの投球を観察するなど「勉強家」の顔をのぞかせた。12日の広島戦で今季初めて4番から5番に降格。4連敗中のチームも助っ人も模索が続く。(長尾 隆広)

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