【日本ハム】栗山監督、清宮に「疲労の壁」打破指令

スポーツ報知
清宮が真ん中にデザインされたフレッシュオールスターのポスター

 日本ハムの栗山英樹監督(57)が14日、清宮に対し、「疲労の壁」打破指令を出した。清宮は9日のオリックス戦(京セラD)のプロ1号以降、19打席連続無安打と苦しむが「疲れているのもあるけど、それも含めてずっと試合に出続けている中で、どうやっていくのかだ」と求めた。

 清宮はデビュー戦となった2日の楽天戦(札幌D)から11試合連続でスタメン出場し、オリックス・金子、ソフトバンク・武田らパ屈指の好投手と対戦。結果が出ていなくても、指揮官は「全てが勉強なので」と経験を積むことを前向きに捉えてきた。

 チーム状況も清宮の起用を後押しする。右ふくらはぎ痛からの復帰を目指す近藤は昇格間近。だが、左翼や指名打者で起用されていたアルシアが13日に左太ももの張りで出場選手登録を抹消されたとあって、15日の西武戦(東京D)以降も清宮が先発起用される可能性は高い。

 チームは休養日。無安打が続く状況でも、清宮は「意識しすぎずにいければ」と前向きだ。指揮官のゲキには、結果で応えるしかない。(小島 和之)

野球

×