【ロッテ】名物アナウンス担当・谷保さん“1700試合出場”へ

スポーツ報知
ロッテで主催試合のアナウンス担当を務める谷保恵美さん

 ロッテのチーム主催試合で場内アナウンスを務めている谷保(たにほ)恵美さんの場内アナウンス1軍公式戦担当試合数が1697試合になっている。

 15日のオリックス戦(富山)でも場内アナウンスを担当し、中止なく今後の試合日程が進めば、18日のソフトバンク戦(ZOZO)で1700試合に到達する。

 また、場内アナウンス1軍公式戦担当の連続試合担当は現在、1491試合でまもなく1500試合連続担当(中止がなければ6月1日の広島戦で到達)となる。

 谷保さんの場内アナウンス担当“1軍デビュー”は91年8月9日の日本ハムファイターズ戦(川崎球場)。28年目のシーズンを迎えている谷保さんは入社2年目からあらゆる名シーンを演出してきた。語尾部分を伸ばす独特のアナウンスは、球場名物。近年では16年のサブロー(大村三郎氏)の引退試合最終打席で「サブロ~」と“史上最長”となる7秒半も伸ばし続け、球場を大いに盛り上げ、話題を呼んだ。

 谷保さんは「場内アナウンスは名前がはっきり伝わることが大切なので、常に明るく元気にアナウンスすることを心がけております。一番、うれしい時はマリーンズが試合に勝って『試合終了でございます!』と張り切ってアナウンスする時、そして子供たちがアナウンスを真似してくれるときです。ここまで来れたのも周りの皆様方の支えがあったからだと思っています。いつも感謝の気持ちを込めて声を出しています」と熱い思いを語りつつ、「本日は2005年以来となる富山での公式戦アナウンスとなりますので精一杯、頑張ります」と今季唯一の地方開催試合で“美声”を響かせることを誓った。

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