【DeNA】平良、今季初登板初先発で6回途中1失点「しっかりと勝負することができました」

スポーツ報知
3回を終え、笑顔でナインを迎える平良

◆阪神―DeNA(17日・甲子園)

 DeNA・平良拳太郎投手(22)が17日、阪神戦(甲子園)で今季初登板初先発し、6回途中1失点と好投した。

 22歳のサイド右腕が初回から落ち着いた球を披露した。140キロ台前半の直球とスライダーを軸に真っ向勝負で攻めた。

 味方が1点を先取した直後の4回、福留にスライダーをバックスクリーン左まで運ばれるソロで同点とされた。味方が勝ち越してくれた5回、先頭・糸原に中前安打を許すも、板山、梅野を連続三振。代打・鳥谷も二ゴロに抑えた。

 6回も続投したが1死一、二塁とし福留を迎えたところで降板。この日、最速は146キロをマークし、78球4安打6奪三振、四球はわずか1だった。

 巨人から移籍2年目の今季、キャンプから2軍で調整を続けてきた。イースタンで5戦2勝、防御率2・42をマークしチャンスをつかんだ。雨天中止の影響もあり実戦から約2週間遠ざかっていたが好投を披露した。

 昨年5月10日の中日戦(ナゴヤD)以来となるプロ2勝目の権利を持っての降板に「調子は良かったです。ストレートの強さも手応えがあり、変化球でもストライクがとれて、しっかりと勝負することができました。(捕手の)嶺井さんとコミュニケーションをたくさんとれたことがいい結果につながったと思います。野手のみなさんがたくさん点を取ってくれて、大胆に攻めることができました」と振り返った。

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