【ロッテ】「絶対勝ちたかった」4勝目涌井の力投を引き出した女性とは…

スポーツ報知
4勝目を挙げた涌井。最後をひやひやで締めた内(右)から笑顔でウイニングボールを受け取った

◆ロッテ3―2ソフトバンク(18日・ZOZOマリン)

 ロッテの涌井秀章投手(31)が7回2失点の力投を見せ、本拠地ZOZOマリンで今季初勝利をマークした。初回、2回に1点ずつを失ったが、3回以降は無失点。チームの連敗を3で止め、自身は今季4勝目を挙げた。

 お立ち台に上がった涌井は「安定の立ち上がりの悪さでしたけど…」と観衆の笑いを誘うと、気合に満ちた投球の理由を明かした。

 「今日は谷保さんの1700試合目だったので、絶対に勝ちたいと思っていました」

 この日、ロッテの主催試合で場内アナウンス担当を務める谷保恵美さんの1軍公式戦担当試合数が1700試合に到達。91年8月9日の日本ハム戦(川崎)からアナウンスを続けてきた“レジェンド”の節目の試合とあって、必勝を期していたという。

 名ウグイス嬢への思いが実り、チームも今季5試合目でソフトバンク戦初勝利。涌井は「そういう(谷保さんの節目の)試合で勝てて良かった」と実感を込めた。

野球

×