【阪神】ロサリオ、15打席ぶりお目覚め打

2018年5月19日7時0分  スポーツ報知
  • 4回2死、左前安打のロサリオ

 ◆中日1―2阪神(18日・ナゴヤドーム)

 何とか意地を見せた。ひと息ついたロサリオは、物静かに振り返った。「今日はいい日だったと思うけど、これを続けていかないと意味がない」。開幕から座り続けていた4番を福留に譲って5試合目。まだまだ復調過程でも、十分に意味のある猛打賞だった。

 4回に左前へ運び、15打席ぶりに「H」ランプをともした。1点を追う6回2死一、三塁でさらに集中。初球の直球をたたくと、速くて鋭い打球が小笠原のグラブをかすめた。同点の中前打は自身10試合ぶりの適時打。「チームに貢献できてよかったです」。仕上げは8回の右前打で、きれいに全方向へ打ち分けた。

 8日の巨人戦(東京D)で左翼後方の看板に3号ソロをぶつけた。特大弾からこの日を迎えるまで31打数1安打。急ブレーキがチームの得点力不足の一因にもなった。「続けて結果が出せるように」とロサリオ本人があえて強調したのは、今季4度目の3安打はすべて左投手から放ったもの。チームも8試合連続で3得点以下だっただけに、金本監督も「まあ、右投手に対してどうかな」と手放しでは喜ばなかった。

 今月初旬には兄のモイセス・ファビアン氏が来日。2年連続3割30本100打点をクリアした韓国時代の活躍を支えてくれた存在が近くにいてくれる。初回に内野陣で行うボール回し。一塁から先発投手へボールを渡し「Take it easy!」(気楽にいこう)と言葉を添える気遣いは不調であっても継続している。DeNAをかわし、1日で3位浮上。4番復帰へ、真面目な助っ人にはきっと、いい風が吹く。(長田 亨)

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