【中日】ナゴヤD草野球にガッツ乱入?松坂に興奮のネタ披露「感動を母に伝えたい」

スポーツ報知
交流戦の開幕投手として29日のオリックス戦で先発する可能性が高まった松坂(左)は、小笠原ミニ大と握手

◆ドラ番報道陣親睦試合 新聞チーム1―6放送チーム(21日・ナゴヤドーム)

 ガッツがナゴヤドームを隅から隅まで満喫した。まずはドラ番報道陣が草野球に高じているのを目ざとく見つけると、頼まれもしないのに新聞チームに飛び入り。往年のフルスイングで放送チームを一瞬だけ震え上がらせたが、大した結果も残せずに引き上げた。

 続いて右翼席後方の「ドラゴンズワールド」へ。無料で遊べるアトラクションエリアで、まずは「スピードボールチャレンジ」に割り込んで投球。記録は一般人よりまあまあ速い程度の118キロに終わった。「こっちは大丈夫な気がする」と、今度は「スイングスピードチャレンジ」に挑戦。再び、うなりを上げるフルスイングを披露したが、一般人以下の92キロという結果に、観衆からため息が漏れた。

 そんなことか。どうせガッツはガッツでも偽ガッツだろうと思ったら、やっぱり偽ガッツだった。よく見れば、小笠原道大2軍監督ソックリ芸人の小笠原ミニ大(みにひろ、33)だった。

 ミニ大は、そのまま午後からナゴヤドームで行われた中日投手陣の練習を見学。「僕らの世代はみんな松坂選手のファン。中学時代のある日、体育の先生が『いい成績を出した生徒には松坂選手の下敷きをやる』って言い出したんです。めっちゃテンションが上がって頑張ったんですが、下敷きはもらえませんでした」という、芸人にしては弱過ぎるエピソードを明かしながら、松坂大輔投手(37)のキャッチボールを見つめていた。

 前日(20日)の阪神戦で移籍後2勝目を上げた松坂。練習を終えて引き上げようとしたところ、関係者から「松坂さん、小笠原監督来てます」と耳打ちされた。ミニ大をチラ見した右腕は「いや、違うでしょ」とマジメなツッコミで応えた。そしてなぜか、ミニ大が全身全霊で演じたガッツ指揮官の形態模写を鑑賞することになり、「うわ、めっちゃ似てる! わははは!」と大爆笑。ミニ大も大興奮で「この感動をまず、沖縄の母ちゃんに伝えたいです」と瞳を潤ませた。

 このように、同ドームは草野球での利用が可能。金額は16万2000円(午前5~8時)から。問い合わせは(株)ナゴヤドーム事業推進部(052・719・2120)まで。あなたもナゴヤドームでガッツや松坂のようにプレーしよう!

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