【中日】山井、22日DeNA戦で初先発…プロ17年目初の中4日「パワーに変える」

スポーツ報知
22日のDeNA戦で今季初登板初先発する山井

 中日の山井大介投手(40)が22日のDeNA戦(横浜)で今季初登板初先発する。21日はナゴヤドームで行われた投手陣練習に参加。ブルペン投球で最終調整を終えると「自分がやってきたことを出すだけやけど、何せ今年初めて。緊張するやろけど、自分を見失わないように各打者を攻めていきたい」と気合を込めた。

 17日のウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ)で5回1失点と好投。その日のうちに、1軍首脳陣から22日の登板を指示されたとみられる。球数も79球と少なかったが、40歳には過酷な中4日での先発。「たぶん初めてやと思う。でも投げろと言われるのはうれしいこと。パワーに変えてマウンドに立ちたい」と力を込めた。

 昨季の1軍での初登板もDeNA戦(8月31日、ナゴヤドーム)だった。結果いかんでは引退の可能性も取りざたされていたが、7回途中1失点と好投。プロ初本塁打も放つなどして白星をつかみ、現役続行を決定づけた。横浜スタジアムは2013年6月28日にノーヒットノーランを達成したゲンのいい球場でもある。

 「DeNAの勢いと球場の雰囲気にのみ込まれないというか。しっかり自分のペースで投げたい」。20日の阪神戦ではプロ20年目の“ダイスケ”が2勝目を挙げた。プロ17年目、不惑の“ダイスケ”も勢いに乗ってチームを3連勝に導く。

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