【オリックス】吉田正、サイクル惜しい!ソロ→安打→二塁打→三塁到達も送球間で二塁打

スポーツ報知
8回無死一塁、中越に適時打を放った吉田正は三塁まで到達したが、記録は二塁打となりサイクル安打達成ならず(左はウィーラー)

◆楽天0―10オリックス(22日・楽天生命パーク)

 大飛球が中堅手の頭を越えると、オリックス・吉田正は二塁を回って三塁に滑り込んだ。サイクル安打へ三塁打を残して迎えた8回無死一塁。三塁に到達したが、記録は送球間の進塁で適時二塁打に。「(最後が三塁打で)確率的には低いので暴走すれば良かった。三塁打も(プロではまだ)打ってないですよね」と笑った。

 今年1月に自主トレをともにしたソフトバンク・柳田は4月にサイクル安打を達成。「(自分は)脚力があまりないので」と話したが、持ち前の打力で今季チーム最多の16安打10得点をマークした打線を引っ張った。今季初めて指名打者で出場し、プロ初の4安打で4打点。「打席の中で自分のスイングができてきた」と、手応えを口にした。

 8試合連続安打も、打点は9試合ぶり、本塁打は13試合ぶり。福良監督は「真っすぐもしっかりとはじき返せていた。(これまで)変化球は打てていたけど真っすぐは仕留められていなかった」とうなずいた。頼もしい中軸は、「チームが勝てるような打撃を1打席でも多く打てるように頑張ります」と、今後の活躍を約束した。(原島 海)

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