【楽天】5度目の3連敗 内田がチーム日本人トップの4号ソロで意地

スポーツ報知

◆楽天2―5オリックス(23日・楽天生命パーク)

 楽天は23日、オリックス戦(楽天生命)に敗れ今季5度目の3連敗となった。「7番・一塁」でスタメン出場した内田靖人内野手(22)は、7回に4号ソロを放つなど3打数2安打1打点。持ち味の長打力を発揮し、存在感を示している。

 迷いなく振り切った。2点差の7回、先頭で打席に入るとオリックス2番手・黒木の初球、148キロ直球をとらえた。1点差に迫る、左越え4号ソロ。「手応えはありました。点を取られた後だったので、何とか塁に出ようと思っていた。初対戦だったので、直球を狙って振りにいった結果です」と振り返った。

 結果でアピールを続けている。5月の再昇格以降は31打数8安打、打率2割5分8厘。突出した数字ではないが、8安打の半分にあたる4本がフェンスオーバーと、インパクトは十分だ。梨田昌孝監督(64)も「アゲインストの風も関係なかったね」と賛辞を送った。

 4本塁打はチームの日本人トップ。それでも、再昇格後で16三振という数字も残り「(配球面?)そこは今後の課題です」と反省も忘れなかった。「負けてしまったので、勝利につながるホームランを打っていきたい」という言葉通り、勝負を分ける一発を狙っていく。(山口 泰史)

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