【日本ハム】近藤、2戦連発にガッツポーズ!打率は3割5分に

スポーツ報知
7回、2号2ランを放ち、ガッツポーズを見せた近藤

◆西武5―6日本ハム(26日・メットライフドーム)

 日本ハムの近藤健介捕手(24)が2試合連発の2号2ランで勝利を呼びこんだ。3―4の7回。6回に勝ち越しを許した直後に、武隈から右翼席中段に運び一時逆転に成功した。右腓腹(ひふく)筋の筋挫傷から復帰後は12打席無安打と苦しんだが、3戦連続のマルチ安打で完全復活を証明した。

 打った瞬間、スタンドインを確信した。7回2死一塁。カウント2―0。真ん中に入った126キロの変化球を逃さなかった。「後ろにつなぐことだけ考えてました」。バットを放り投げ空になった右手は、ガッツポーズを止められなかった。

 2戦連発は17年4月14、15日の楽天戦(コボパーク)以来だ。巧打者のイメージが強い近藤。今季1号を放った前夜(25日)は「そういうバッターじゃないので」と謙遜していた。だが、この日先制点を奪いながらも逆転を許す厳しい展開。「野手が(投手陣を)助けないといけない試合だった」と奮起。栗山英樹監督(57)も「2アウトであそこから狙えるのはすばらしい」と絶賛した。

 首位・西武相手に連勝し、ゲーム差も2に詰めた。「ケガしていたのでしっかりチームに貢献したい」。再び規定打席に到達し、打率も3割5分まで上昇。ハムの安打製造機に、再びエンジンがかかり始めた。(秦 雄太郎)

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