【ロッテ】やっぱり、今年もやります!交流戦「挑発ポスター」逆さまにすると…

スポーツ報知
(セ・パ)交流→(やっぱり)挑発

 ロッテは29日から始まる「日本生命セ・パ交流戦」で毎年恒例となっている「挑発ポスター」を実施すると発表した。交流戦期間中、球場内外、グッズショップ、県内の商業施設、市内の公共施設などに全7種類を合わせて約7000枚を張り出す。マリーンズ名物となっている交流戦限定の挑発型のポスターを作成するのは昨年に引き続いて10度目(05年~08年、13年~17年)になる。

 話題性と多くの人に見られSNSなどを通して拡散されることを目的に05年の楽天との開幕戦でスタートし、その後、交流戦ポスターに移行。08年まで続けました。09年から新鮮さが落ちたと判断をし休止後、13年から再開し、マリーンズの風物詩として定着をしている。

 15年は地元プロレスラーを起用。一昨年はCGを駆使したロボット「マジワラン」を展開。昨年は4コマ漫画での挑発4コママンガをデザインに採用した。

 今年はアンビグラム(異なる方向からも読み取れるようにしたグラフィカルな文字)を採用。一見、相手チームをリスペクトした文字が見える、逆から読むと「挑発」文字になる細工が施されている。

 今年は新鮮さが落ちたことや、ネタが思いつかないということを含めて廃止が検討された中で出来上がったアイデアとなった。

 挑発ポスターのコンセプトは以下の通り。

 〈1〉ヤクルト (燕)飛来→苦労(が止まらない)

 スワローズ(燕)が飛んでくるけど、ロッテが相手だと「苦労が止まらないよ」という内容。

 〈2〉広島 赤神(降臨)→嫉妬(しちゃう)

 カープといえば赤。赤神のような強さと謳っています。一方で逆にすると嫉妬(しちゃう)。カープ女子が話題になっていることから、千葉ロッテマリーンズとしての嫉妬心を表している。

 〈3〉中日 怪物(現る)→歓迎(ムード)

 中日の話題と言えば今年入団をした平成の怪物こと松坂大輔投手。怪物現ると謳(うた)いながら、逆にすると「歓迎」ムードとオープン戦打ち崩したこともあり、ぜひ投げて欲しい、打ったら話題になるしと歓迎ムードを表している。

〈4〉阪神 六甲(熱唱)→334(の虎ウマ)

 阪神と言えば六甲おろしの大合唱。逆にすると数字で334となる。これは05年のロッテ対阪神で行われた伝説の日本シリーズの総スコア。ロッテは4試合で33得点。一方で阪神は4試合で4得点。結局ロッテの4勝0敗に終わった05年の日本シリーズのトラウマが阪神にあるとの内容。

 〈5〉DeNA 浜星(輝く)→雲泥(の差)

 (横)浜の星(ベイスターズ)が輝くと謳(うた)っている。ただ、逆にすると「雲泥」(の差)となります。雲泥の差で勝利するというメッセージでもあると同時に昨年、甲子園で行われ話題となった阪神対横浜のクライマックスシリーズを大雨の中、沼のようなグラウンド状態で行っていたことも差している。

 〈6〉巨人 無敵(戦力)→得意(ですから)

 言わずとしれた巨大戦力を持つ巨人を謳(うた)った内容。逆にすると得意(ですから)となる。2015年にマリンで行われた交流戦は3連勝。14年も2連勝。13年も2連勝。12年は1勝1敗。11年1敗1分け。10年は2連勝。09年は2分け。08年は2敗。07年は2勝。06年は3連勝。05年は2勝1敗。ZOZOマリンスタジアムでの巨人戦通算で17勝5敗3分けと圧倒的に得意としている。

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