【楽天】古川、プロ初白星逃す「決め球が良くなかった」

スポーツ報知
4回無死一、三塁、宮崎に右翼線勝ち越し適時二塁打を浴びた古川(カメラ・佐々木 清勝)

◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA―楽天(29日・横浜)

 今季初先発だった楽天・古川侑利投手(22)が5回6安打3失点でプロ初白星を逃した。

 3回に大和に中犠飛を浴びて先取点を許した古川だったが、4回に2死一、二塁でプロ初安打初打点で、自らのバットで同点に追いついた。だが、直後の4回裏に3連打を浴びるなど2点を献上。最速150キロの直球を軸にDeNA打線に向かっていったが「真っ直ぐはいっていたと思います。でも追い込んでからの決め球が良くなかったですね。そういうところを修正しないとダメですね」と反省しきりだった。

 古川は有田工高から13年のドラフト4位で楽天に入団した右腕。今季はイースタンで7試合に登板して4勝1敗で、リーグトップの防御率0・61と安定感を見せ、交流戦の開幕投手に抜てきされた。高校3年では「4番・投手」で夏の甲子園にも出場し、プロ初安打については「打ったのはストレートです。前の打席に満塁で三振だったので何とかしようと打席に入りました。いいところに飛んでくれましたね」と振り返っていた。

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