【日本ハム】村田透、東京ドーム初勝利！古巣に恩返し

◆日本生命セ・パ交流戦　巨人２―４日本ハム（３１日・東京ドーム）

　日本ハムの村田透投手（３３）が、巨人戦に先発し、７回途中４安打２失点の好投で古巣相手に、東京ドーム初勝利を挙げた。

　初回１死から陽に死球を与え、続く岡本に右翼フェンス直撃の適時打を浴びて失点。だが味方が３回に３点を奪って逆転すると、そこから持ち直し、６回まではわずか１安打投球を披露。７回先頭のゲレーロに左越えソロを浴びたところで交代を告げられたが、リリーフ陣が粘って３勝目を手にした。

　村田は０７年の大学・社会人ドラフト１巡目で巨人に入団したが、１軍登板はなく、わずか３年で戦力外通告を受けた。その後、米国挑戦などを経て、１６年オフに日本ハムに入団。プロ１０年目でつかんだ東京Ｄ初勝利に「素直にうれしい」と喜び、巨人戦は昨年６月１１日のプロ初勝利から２戦２勝となった。