【楽天】梨田監督、２度リクエストに失敗「失敗したらと思ったら何も動かせない」

◆日本生命セ・パ交流戦　楽天２―３ヤクルト（２日・楽天生命パーク）

　楽天・梨田昌孝監督（６４）が３回にリクエストの２度の権利を使い切った。

　１回目は２回無死一塁で６―４―３の併殺となった今江の一塁のかけ抜けの判定で、２度目は３回１死一塁で、岡島の二塁フォースアウトのジャッジ。どちらもアウトと判定されてリクエストを要求したが、覆ることはなかった。２度リクエストに失敗した場合、延長戦に突入するまで要求することが出来ないが、指揮官は「そんなこと考えても仕方ない。失敗すると思ってしていないので。成功すると思って、権利はずっと２度残っているつもりでやってますから。次、失敗したらと思ったら何も動かせない」と説明した。

　今季から導入されたリクエストは要求するタイミングも、監督の判断となっているが「スムーズに来ていると思う。抗議するよりもスムーズにみんなが見て、流れているビデオを見て歓声が上がったりとかね。ホーム上が一番スリリングで面白いけど」と肯定的な意見を述べていた。