【DeNA】ラミレス監督に「博多の呪い」就任3年目1度も勝てず9連敗

スポーツ報知
9回2死二塁、宮崎の打席をベンチで見守るラミレス監督(右から2人目)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク7―5DeNA(3日・福岡ヤフオクドーム)

 筒香の2戦連発もまた、空砲となった。昨季の日本シリーズで辛酸をなめたソフトバンクに敵地で3タテを食らい、返り討ちにあった。ラミレス監督就任3年目でヤフオクDでは昨季の日本シリーズを含めて9連敗と鬼門となっている。

 初回、筒香の2ランも、石田が3回途中6失点で逆転された。3戦通じてタカ打線の破壊力と勝負強さを見せつけられ指揮官は「NO1の素晴らしいチーム。結果的には完敗だった」と認めるしかなかった。

 この日は梶谷、ソトを外し、ルーキーの神里、楠本で1、2番を形成。佐野、柴田、山下らフレッシュなメンバーで臨んだ。神里、柴田は本塁打、楠本もプロ初安打と結果は出した。15号でロペスに並んでリーグトップに浮上した筒香は「そこは全く興味がない。勝ちたい。それだけなんで」と悔しさを押し殺した。

 試合後には右太もも裏痛が再発したロペスが、4日に出場選手登録を抹消されることが決定。リーグ2位ながら借金1。踏ん張りどころだ。(岸 慎也)

野球

×