【オリックス】マレーロ復帰即弾!…パ交流戦通算1000勝

スポーツ報知
2回無死、先制の左越えソロを放つマレーロ

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス3―2巨人(3日・京セラドーム大阪)

 巨体を揺らした二塁走者のマレーロが左足を伸ばした。8回1死二塁。ロメロの中前安打で本塁に滑り込んだ。リクエストでも判定は覆らず、値千金の決勝点。ロメロから「足が速いから大丈夫だと思った」と振られると、「僕はリーグで一番の俊足さ!」とおどけた。

 打撃不振で5月14日に出場選手登録を抹消されていたが、この日再昇格。2回には9号ソロを放った。8回に代走を使い切ってしまい、助っ人の足にかけた福良監督は「マレーロもよく走ってくれた」と、4カード連続の勝ち越し、13年ぶりの本拠地での巨人戦勝ち越しに上機嫌。パ・リーグにとって交流戦通算1000勝という節目の白星だ。

 昨年の日本デビュー戦では本塁を踏み忘れ、来日初アーチが幻に。一方で今季は4月15日の日本ハム戦(ほっと神戸)では捕手のタッチを左足でかわす神走塁も見せた。球団は2つのエピソードをデザインした「ホームドラマTシャツ」(税込み3000円)を作成し、1日から発売。マレーロは「ユニークだし、皆さんが買ってくれると思う」と宣伝していた。(表 洋介)

野球

×