【山村宏樹一発解投】ホームで弱い楽天何が足りないか、どこが長所か見極めろ

2018年6月13日11時0分  スポーツ報知

 ◆日本生命セ・パ交流戦 楽天5―1中日(12日・楽天生命パーク)

 楽天が最下位に沈んだまま、1チームだけ取り残されている。流れを変えるかと期待されたセ・パ交流戦でも現在最下位で、浮上のきっかけを失った。不可解なのは今季、ホームゲーム(楽天生命パーク以外での主催試合も含む)で大負けしている点。12日時点で、ホームが7勝21敗、ロードは13勝17敗1分けで、単なる偶然とは思えないほど。他球団はホームでは勝ち越しが普通だ。

 それはともかく、ペナントレースはまだ80試合以上残っている。勝ち負け以前に、まずはチームとしてどういう野球をやるのかを明確にすることだ。今は選手の1軍登録、抹消などに迷いが感じられる。

 昨季はペゲーロを2番に据え、ウィーラー、アマダーらにつなぐ超攻撃的野球で好発進した。今季残り試合は攻撃野球の復活を目指すのか、守りに徹するのか。「イーグルスはこれだ」というメッセージをファンに示し、それに沿った選手を起用してほしい。

 そのためにも、楽天内の組織である「チーム戦略室」を今まで以上に活用すること。あらゆるデータを分析しゲームの戦術やチーム編成に生かす部署と聞いているが、今は相手の研究以上に自軍の現状を十分に分析し、何が足りないのか、どこが長所なのか見極めることが大切だ。

 そして、伸び悩む若手の育成。2軍から全体の底上げを図らなければならない。かつて、出場機会を得るために岡島が捕手から外野手への転向を星野監督(当時)らに直訴したが、今の若手にもそうした貪欲さを表に出してほしい。(元楽天投手、スポーツコメンテーター)=随時掲載=

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