【ロッテ】3連勝で4月30日以来の5割復帰!交流戦打率トップ・角中がV打

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ6―1DeNA(13日・ZOZOマリン)

 ロッテがDeNAに勝って、勝率を5割に戻した。

 角中の嗅覚が勝負どころを感じた。「直感で“ここ勝負”と感じた。集中力MAXで行きました」。同点の3回、4番が決勝の右前打を放った。交流戦の打率は12球団トップの4割3分8厘。12年の交流戦首位打者が、ロッテを4月30日以来の勝率5割へ導いた。

 2回には田村の痛烈な打球が走者に当たり、3回には死球かと思われた投球が荻野のグリップエンドに当たって捕ゴロ。不運続きの中で敵失から2死二塁となり、「相手のミスで走者が出たのでモノにできたら流れが来る」とビビっときた。2ストライクからインハイ直球を捉えた嗅覚も抜群。「昨日(12日)、内角を使わず相手としてはやられていたので、そろそろ来る」と読んでいた。

 チーム打点王の井上が体調不良で離脱する危機をはね返しての3連勝。最大6あった借金を完済し“交流戦V”の可能性も残した。井口監督が「大砲じゃないけど、つないでかえす。一番キーになる選手」と絶大な信頼を置く“つなぎの4番”の打撃スタイル同様に、ロッテが混パに食らいついている。(宮脇 央介)

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