NPB・友寄審判長らがオリックスに“リプレー誤審”を謝罪

スポーツ報知
誤審問題について謝罪する仲野パ・リーグ統括(右)と友寄審判長

 NPBの仲野和男パ・リーグ統括(57)と友寄正人審判長(60)が23日午前、ほっともっとフィールド神戸を訪れ、オリックス・福良監督、湊球団社長、長村球団本部長らに“リプレー誤審”の事情説明や謝罪を行った。約2時間の会談を終えた友寄審判長は「オリックスファンを始め、多くの野球ファンの方にご迷惑をおかけしたことをおわびします」と頭を下げた。

 問題のシーンは22日のオリックス―ソフトバンク戦(ほっと神戸)の延長10回に起こった。中村晃の放った右翼ポール際への飛球がファウルと判定されたが、ソフトバンク・工藤監督のリクエストで決勝2ランに覆った。だが、試合後、福良監督が「しっかり見てくれ! なんであんなことが起きるんや」と猛抗議。審判団は映像を再確認し、ファウルだったことを認めた。

 長村球団本部長は「選手、監督、コーチ、我々も戦っている。事の重大さということで、いくつか要望させてもらった。現時点で具体的には言えませんが、先方に考えて頂く。納得できていないから、要望を出させてもらった」と話していた。

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