【オリックス】京セラDに福良監督「鬼仏Tシャツ」

スポーツ報知
誤審騒動を連想させる福良監督Tシャツ(表側)

 オリックスの本拠地・京セラドーム大阪のグッズショップ「Bs SHOP」のマネキンに24日、昨年発売された福良淳一監督(57)の「鬼仏Tシャツ」が着せられた。審判団が誤審を認めた22日のオリックス―ソフトバンク戦(ほっと神戸)を連想させる演出に、来場客からも注目を集めた。

 ショップ中央のひな壇に置かれている「鬼仏Tシャツ」を着たマネキンには「裏にお回り下さい」と書かれたカードが貼られている。背部に回ると、「鬼の福良」のバックプリントの下に「オリ達の気持ち」と記されたカードが…。チーム関係者は「皮肉ですね。ショップ側が考えたことだと思いますが…」と苦笑いを浮かべた。

 問題のシーンは同点で迎えた延長10回2死一塁だった。中村晃の右翼ポール際への飛球がファウルと判定された後、ソフトバンク・工藤監督のリクエストで決勝2ランに覆った。試合後、福良監督は鬼の形相で猛抗議。「しっかり見てくれ! なんであんなことが起こるんや」と声を荒らげていた。

 「鬼仏Tシャツ」は昨春のキャンプで普段は温厚な福良監督が自覚の足りない若手選手にカツを入れたことをきっかけに発売。選手全員が着用して練習に臨んだこともあるなど、話題の商品だった。すでに発売から1年以上が経過したが、思わぬ騒動で再び人気に火がつきそうだ。

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