【オリックス】自打球では…福良監督の抗議も覆らず

スポーツ報知
「打球が足に当たっているのでは?」と福良監督(左)が橘高球審(中)に抗議するも受け入れられず

◆オリックス―ソフトバンク(24日・京セラドーム大阪)

 22日のソフトバンク戦で誤審の末に敗れたオリックスが、またしても微妙な判定に泣いた。同点で迎えた7回2死三塁の場面で、一ゴロに倒れた小島が自打球と思い、一塁に走ることすらしなかった。だが、判定はフェア。福良監督が抗議し、審判団が協議したものの、結果は覆らなかった。

 橘高球審が「打者の小島選手の足に当たっているのではないかと抗議がありましたが、当たってなく、フェアの打球としてアウトにします」とアナウンスすると、オリックスファンが詰めかけた場内は、ざわめきに包まれた。

 今季からリクエストによるリプレー検証が導入されたが、ストライクボール、自打球などは権利が行使できない規定となっている。2日前にはリクエストの末に奈落の底に突き落とされたが、今度は要求すらできないもどかしい事態となった。

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