【DeNA】バリオス、6回1死まで完全投球も3勝目ならず

スポーツ報知
力投する先発のバリオス

◆DeNA0―4阪神(26日・横浜)

 DeNAの先発、エディソン・バリオス投手(29)が、6回1死まで1人の走者も許さない完璧な投球を披露しながら、味方の援護に恵まれず、4月14日・中日戦(横浜)以来の3勝目を逃した。

 「ツーシームを中心に、シュートやシンカーなども有効に使い、良い配球だったと思います。嶺井選手ともしっかりとコミュニケーションがとれて、バッテリー間で呼吸が合っていた」という中6日のマウンド。6回1死から原口に初安打を許したが、落ち着いて後続を断った。

 しかし、両軍無得点のまま迎えた7回、先頭の植田に中前打を浴びたところで、1点勝負と見たラミレス監督が2番手・エスコバーへの継投を決断した。そのエスコバーが陽川に痛恨の3ランを浴びてしまい、走者を残してマウンドを降りたバリオスは白星どころか逆に敗戦投手となる不運。それでも降板後は「とても良い感覚で投げることができました。今まで取り組んできたことが結果として表れたと思います」と前向きだった。

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