【中日】ドアラ、負傷の右ふくらはぎは肉離れで長期離脱 前半戦絶望

スポーツ報知
前半戦絶望のドアラ

◆中日2―5巨人(30日・ナゴヤドーム)

 中日のドアラが長期離脱する可能性が高まった。23日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で痛めた右脚は、右ふくらはぎの肉離れだったことが判明。7月16日の後半戦開幕戦(広島戦、同)でのバック転復帰にも黄信号がともった。

 23日に恒例のバック転を試みた際、着地時に患部を痛めた。翌24日の同カードでは、ファンに「コンディション不良のためバク転できません」とフリップを見せて謝罪。右足首のじん帯を痛めた2014年の夏場以来、4年ぶりにバック転を断念した。それでも「右ふくらはぎの違和感。あす(25日)病院に行く予定ですが、ドラゴンズがナゴヤドームに戻ってくる金曜日(29日)には跳べるようにしたい」と早期復帰を誓っていた。

 しかし、25日に名古屋市内の病院で診断を受けた結果は「右ふくらはぎの軽度の肉離れ」。この日、ドアラはスポーツ報知の取材に「跳べない、じゃなくて、走れない」と助走ができない状況であることを明かした。さらに、7月6日からのヤクルト3連戦での戦線復帰についても「なるべく早く復帰したいけど、同じことになったら困るんで…」と否定的。最短で後半戦開幕戦でのジャンプを目指すものの、早期復帰にはこだわらず、慎重に回復を待つ考えを強調した。

 ドアラはこの日も「誰か仙豆(せんず)持ってませんか」と、漫画「ドラゴンボール」に登場する万能回復薬の提供をファンに呼びかけるほど、精神的に追いつめられている様子。バック転タイムも「ジャビットが変わりにやってくれます」(原文ママ)と敵軍のマスコットに委ね、これで3試合連続の“欠場”となった。

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