【中日】退任の森監督、2年連続5位を謝罪「CS連れていけずゴメン」

スポーツ報知
最終戦後、ファンにあいさつした中日・森監督

◆中日2―3阪神=延長11回(13日・ナゴヤドーム)

 中日・森繁和監督(63)のラストタクトは“らしい”形で幕を閉じた。2度のリードを守れず9回に追いつかれ、延長戦の末に今季38度目の逆転負け。昨季の逆転負けも39度に及び、采配2年間はいずれも5位。球団ワースト記録を更新する6年連続Bクラスでシーズンを終えた。

 試合後のセレモニーで竜党にわびた。「CSを目指して頑張ってきましたが、このような結果になり、監督としてファンの皆様に申し訳なく思います。すいませんでした」と頭を下げた。右翼席の応援団にも「CSに連れていくことができず、ゴメン! 来年に期待してください」と謝意を示した。

 与田剛次期監督の就任も決定。森監督は編成トップとして組閣や戦力補強に専念する。「新しい監督も決まり、ドラゴンズは動き出しています。荒木、岩瀬と同じ日にユニホームが脱げて幸せです。ありがとうございました」と話して、2年間のタクトに終止符を打った。

 セレモニー後、指揮官の希望で記者会見は行われなかった。最後まで“森繁流”を貫き、ナゴヤドームを後にした。

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