【中日】ドラ5垣越建伸、元チームメート根尾昂と共闘誓う「日本代表のエースに」

スポーツ報知
肩を組んでツーショット撮影に応じる垣越(右)と根尾

 中日の入団発表会見が8日、名古屋市内のホテルで行われた。ドラフト5位で入団する山梨学院のエース左腕・垣越建伸(3年)は、背番号61の真新しいユニホームに身を包んで登場。中学時代のチームメートで背番号「7」のドラフト1位・根尾昂内野手(3年)=大阪桐蔭=と“共闘”しての成長に意欲を見せた。

 「やっとドラゴンズの一員になれた実感がわいてきた。ずっと見ていたユニホームを着ているのは不思議な感じです」と垣越。184センチ、96キロと高校生離れした恵まれた体格に中日のユニホームが映えたが「まだ山梨学院のユニホームのイメージがまだ自分の中にはあります」と照れ隠しの笑みを浮かべた。「1日も早く、61番が自分であると分かってもらえるようにしたい」と瞳を輝かせた。

 与田剛新監督(53)は「(体の)大きさの割には柔らかさと器用さがある」と垣越の印象を話すと「(投球で)間を大事にするのは大切なこと。この若さでそれを考えられるのは素晴らしい」と最速146キロを放つ独特のゆったりしたフォームを称賛した。

 年明けからは新人合同自主トレなど、いよいよ中日の一員としての生活が始まる。「まずは自分が持っているものを発揮すること。今の実力をしっかり知って課題を潰し、一日一日成長していきたい」と垣越。「日本一になることもそうだが、日本代表のエースになれるくらいの投手になりたい」とぶちあげた大きな夢に向かって、プロの第一歩を記した。(西村 國継)

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