【ヤクルト】スアレス初登板で147キロ スコアラー「リンスカムのよう」

スポーツ報知
フリー打撃に登板したヤクルト・スアレス

 ヤクルトの新外国人、アルバート・スアレス投手(29)=3Aリノ=が18日、フリー打撃に初登板した。30球を投げ、147キロを計測。視察したセ・リーグ球団のスコアラーからは「リンスカムのよう」とメジャーでサイ・ヤング賞2度を誇る右腕に例える声も上がった。

 190センチ、106キロの巨体から、ブルペン同様に1球ごとに足を上げる角度やタイミングを変えて打者を幻惑した。参考にしたのはジャイアンツの125勝右腕クエト。「ほぼ100%に近い状態にきている。日本の打者は頭がいいから、自分もその上をいく投球をしないと」と頭脳派の一面をのぞかせた。

 同スコアラーは「リンスカムに似ているのはフォロースルーや、フォーム、球質。日本の野球を勉強しているのも感じるし、タイミングが取りづらい」と絶賛。今後は24日の楽天戦(浦添)で対外試合に初登板する予定だ。(田島 正登)

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