【日本ハム】吉田輝星、初シート打撃登板へ「ケガしない程度にガンガン」

スポーツ報知
荒木2軍監督(右)と並んで投内連係プレー練習を見学する吉田輝

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が21日、総仕上げとなる、22日の初のシート打撃登板へと気合を入れた。23日に終了する春季2軍キャンプ(沖縄・国頭村)では21日の練習後も自主的に走り込みを敢行。「あと3日しかないのでケガしない程度にガンガンやろうと」と汗をかいた。

 キャンプの成果を確かめる。12日の打撃投手、16日の1、2軍紅白戦に続いて、3度目の打者相手の投球となる。課題の直球について「今は投げ方も納得いくものではないので。アウトローにバシバシ決めるのが一番いいですけど、万が一高めに抜けたときに打者がどういう反応をするか」と高めの直球を判断基準に設定した。打者を立たせる貴重な機会に「余裕があれば打者の反応を見られたら」と目的意識を持って臨む。

 20日のオフは昼ごろまで睡眠。「ずっとゆっくりしてました」。疲労もたまっているが、荒木大輔2軍監督兼投手コーチ(57)は「打たれたりして、いろいろ感じてもらいたい」と18歳に期待を寄せる。秋季キャンプの集大成を見せ、開幕へアピールする。(秦 雄太郎)

 ◆柿木は際どくグイグイ押す

 ドラフト5位・柿木蓮投手(18)=大阪桐蔭=が、22日に吉田輝と共にシート打撃に登板予定。「打者から見て圧力のあるようなボールを投げたいです」と意気込んだ。16日の紅白戦では1回三者凡退の好投も、細かい制球には納得しておらず「際どいコースを狙いながらグイグイ押していきたい」。キャンプ終盤で先輩たちにもなじんできた様子。「体の疲れはありますけど、気持ちの疲れはないです」と笑い飛ばした。

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