【日本ハム】清宮が2安打2打点も左翼守備で課題

スポーツ報知
9回に適時二塁打を放った日本ハム・清宮

 ◇練習試合 広島5―9日本ハム(23日・コザしんきん)

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が広島戦に「6番・左翼」で先発出場。3打数2安打2打点と2試合連続のマルチ安打をマークした。

 初回の第1打席は、16年の沢村賞左腕・ジョンソンの前に一度もバットを振らないまま見逃し三振に倒れたが、「自分のタイミングで打ちに行くところ」を修正。6回の第3打席で右翼フェンス上部を直撃する二塁打を放つと、7回1死一、三塁では左犠飛、9回無死一、二塁では2ストライクと追い込まれた状況から左翼線への技ありの適時打を放った。「2ストライクからというのはずっと大事にしている。結果が出て良かったです」と振り返った。

 打撃でのアピールに成功した一方で、左翼守備では課題が残った。6回には、先頭・下水流のライナー性の打球を1度グラブに当てながら落球。記録は失策となり「普通に落としてしまいました」と反省した。それでも栗山監督は「落とさないと分からないこともいっぱいある。それが落ちちゃう(落球してしまう)ということに対して、自分がどうアプローチしていくか」と、失敗から学ぶことを期待した。

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