大阪北、打って走って初戦突破…第48回春季全国大会大阪北支部予選

スポーツ報知
1回2死一、三塁、大阪北が重盗。三塁走者の高原がホームを突いて2点目を挙げた(捕手・杉山)

 ◆第48回春季全国大会大阪北支部予選 ◇小学生の部▽1回戦 大阪北ボーイズ9―6枚方ボーイズ(18日・本庄公園グラウンドほか)

 「第48回春季全国大会」(3月26~30日、東京・大田スタジアム)大阪北支部予選・小学生の部では、自慢の攻撃力を生かした大阪北ボーイズが好発進した。

 大阪北の果敢な攻撃力が勝利につながった。初回、内野ゴロで先取点を挙げた後、2死一、三塁から思い切った重盗を仕掛け、成功。ナインを奮起させた。

 直後に1点差に詰め寄られたが、4回には先頭の6番・榎原の二塁打から1死三塁とし、8番・江崎が中前適時打。「打たないと、みんなに怒られる」と笑顔を見せた。

 勢いに乗った打線は5回、先頭の2番・岡田から7番・築山まで6連打。2死後には1番・鬼塚がとどめの適時三塁打を放つなど、打者11人を送る猛攻で一挙6得点。勝負を決定づけた。2打席連続二塁打を放った榎原は「体が開かないように注意した」。3打席連続安打の3番・佐々木は「思い切り振った。きょうだい6人全員が野球をしているので、末っ子の僕は兄と納得のいくまで素振りなどしています」と、胸を張った。

 先発・築山は「四球を出さないように気をつけた」と、粘りの投球を続け、5回の枚方の反撃にも耐えた。「勝てて安心しました。うれしい」と築山。初戦突破に、和田監督は「思ったより打った。集中して、一生懸命頑張っているので、言うことはありません」と、ナインをねぎらった。

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