ワカサギ楽し平均200尾…奈良・布目ダム

スポーツ報知
布目ダムでワカサギ釣りを楽しむ釣り人たち

 奈良・布目ダムで5日、チーム元木の新年会&初釣りに参加。ワカサギ釣りを楽しんだ。

 奈良公園から現場までは車で30分。途中の道には所々、雪が残り田んぼや集落の屋根は真っ白だった。

 午前8時、釜淵橋下の釣り場に到着。澄んだ空気に新たな年の始まりを感じた。

 幸い風がなく、釣りやすい状況。先着の仲間に様子を聞くと「ボツボツ」とのこと。いつも早朝は、のべ竿(5・4~7・2メートル)で釣れ、日が上がると遠投に分がある。私は3・9メートルの磯竿に小型スピニングリールをセット。7本バリの仕掛けに餌の紅サシを付けて始めた。

 15メートルほど投げ、ウキが安定したところで誘いを掛ける。しばらく待ってもアタリがなければ、手前に引きながらまた誘う。ワカサギが集まっているポイントに入ると、ウキがピクピク上下したり斜めになる。ウキの動きが止まったら、さらに誘いをかけて追い食いを待つ。ただし、欲張って待ちすぎると逃げられることがある。

 場所によって、のべ竿でよく釣れる所と遠投に向いている所はあるが、とにかく誘いを掛けることが大事。絶えずその場に餌があるようにしておくことが好釣果につながる。また、食いが悪い時は、面倒でも餌を半分に切ったり、新しい物に替えること。

 この日の平均釣果は200尾ほど。型は例年に比べて小さいが数は多く、味は大型より小型の方がおいしい。釣期は3月末まで。安全のために車は冬用タイヤの装着を。これからもおいしいワカサギを狙って、布目ダムに通う予定だ。

 問い合わせは「梅屋商店」(TEL0743・86・0037)、松田正亮さん(TEL0743・86・0055)、窪田泰治さん(TEL0743・86・0006)へ。電話は日中に。遊漁券は年券5000円、日券1000円。現場での購入は500円増し。(報知APG・峰松 茂美)

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