アマゴ解禁間近!管理釣り場で腕試し…大阪・水無瀬川渓流釣り場
渓流釣りの解禁を控えて、一足先に雰囲気を味わいたいと思った。大阪・島本町の「水無瀬川渓流釣り場」に10日、アマゴを狙って出掛けた。
午前9時前、事務所で入漁券(4100円)と餌の生イクラ、ブドウ虫、ミミズを買ってすぐ前の川に下りた。
今にも雨が降りそうな空模様。仕掛けを準備する間に放流が終わった。
水がきれいだから遠くから釣る必要があるため、竿は5・3メートルを使う。オモリはG3。イクラを2粒付けにして仕掛けを振り込み、流れに乗せると目印の下にスーッと黒い影が寄ってきた。目印がスッと止まったから合わせると、ギラリと光って魚にビューッと走られ、ハリ外れ。早合わせをし過ぎたようだ。まだ、勘が戻っていない。
「よしっ、今度は釣るぞ」。慎重に仕掛けを流すと、目印がジワリと止まった。少し待ってから軽く合わせると、ギラリ。グリグリーッとアマゴ独特の引きが伝わり、水中をビューッと白い光の矢が走る。
要領が分かると入れ食いになった。食うポイントにうまく餌が沈むように投入。目印が動き、ワンテンポ待って合わせると10尾ほど連続で釣れた。
アマゴが掛かると、少し走らせて他のアマゴの活性を上げた。次の餌を入れると直ぐアタリが出た。
アタリが遠のいてミミズを使ってみたが食い込みが悪く、ブドウ虫に替えると3連続ヒット。
また釣れなくなった後、イクラで粘って2尾を追加してジ・エンド。アマゴは見えなくなったし、雨も降りそうだ。「これぐらいで許してやるか」と午前11時過ぎに納竿した。
この日の釣果はアマゴ19尾(16~21センチ)。広々としたきれいな釣り場で、コンディションの良い魚が釣れた。気分良く竿を置くことができた。
問い合わせは「尺代漁業協同組合」(TEL075・961・6500)へ。料金はアマゴ釣り1人4100円、ニジマス釣り大人1人3600円、子供1人2600円。貸し竿あり。(報知APG・大西 満)